interpreteX

RSI: Remote Simultaneous Interpretation

Client:接続が悪い時

interpreteXはOS標準のブラウザで通訳が聞けるため、アプリをインストールする必要がありません。ここが他のRSIと違うものすごく便利なところです。そして開発にも大変苦労したところでもあります。さらに接続が不安定でも、勝手に接続し直してくれるリトライ機能を実装しているので安定して通訳が聞けるのです。でも時々、途中で聞こえない、なんか音が途切れる、ということがあります。その度に私の息も途切れそうになります。でもそんな時は画面に表示されている[Reload]を押して下さい。ほら再接続されました!え、それでもダメ?・・・RSIはBYOD(Bring Your Own Device)が基本なので、どうしてもClientの通信環境、またデバイスに左右されてしまいますので、是非以下をお読みになって対策をお願いします。

 

Wi-Fiが問題の場合

 

Wi-Fiで使われている周波数は2.4GHzと5GHzとなりますが、実はこの周波数帯に限って電波を出すのに免許が要りません。誰でもどんな電波でも出していいのです。だからWi-FiルーターをAmazonで買ってお家や会社に設置できるのですね。でも、ということは、電波の無法地帯となっているわけで、混信しまくってるを通り越えて空中戦状態です。そんな中リアルタイムで音声を聞いてもつながらないですし、音も途切れてしまいます。すぐにWi-Fiをオフにして、携帯回線から聞いてみて下さい。

 

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幕張メッセ国際会議場内のWi-Fi、空いてるチャンネルなどありません。でもアクセスポイントは27しかありません。マンションや集合住宅、そしてオフィスの方が混信している事もあるのです。

 

携帯回線が問題の場合

 

しかし、携帯回線でも聞こえない、途切れる、ということがあります。今までの経験上ほとんどないのですが。でも、まず電波状況はどうでしょう?アンテナ1本とかだと厳しいですね。是非窓際に行ってみて下さい。これで改善されるはずです。ただ、超大型イベントですと、みんながスマートフォンを使うので基地局のキャパを超えた、そこで臨時で基地局立てた、というニュースとか見られた事あると思いますが、こういう時は難しいですね。流石に改善できない状況です。でも安心して下さい。5Gがやってきます。ひとつの基地局で何万人でも同時接続できる時代はもうすぐです。

 

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1キロ周辺の100万デバイスが同時接続できるって、そもそも100万人がそこに入れるのか!そして通訳を聞くのか!

 

スマートフォンが古い

 

時々iPhone5とか見るのですが、懐かしくて大好きな端末です。でも、ちょっと古すぎまして、通訳聞けますが、接続は不安定になります。多分iPhoneのアンテナなどの問題かもしれません。

 

スマートフォンをアップデートしていない

 

買ってから一度もOSのアップデートをしていないという方はすぐにアップデートして下さい。interpreteXだけでなく、世界のセキュリティの問題にも関わってきます。もしあなたの端末がハッカーの踏み台になっていたとしたら恐ろしい。

 

スマートフォンのメモリがいっぱい

 

端末を使い続けると開いたアプリや検索したページがどんどん溜まっていきます。そしてメモリがいっぱいな状態となってしまうのです。時々動きがもっさりしたり、画面が固まってしばらくしたら突然動きだす、なんて経験ないでしょうか?こういう状態で通訳を受信しても正常には聞けないので、スマホを再起動してあげましょう。

 

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色んな意味でアップデートお願いします